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新月の章

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新月の章

てくてくてく

子猫が歩く

新月の漆黒の夜

それに溶けるような黒い猫

昔から凪(ナギ)には、不思議なものが見えていた。
普通の人には見えない不思議なものだ。

凪が6歳半の頃、公園のブランコで遊んでいると気付けば隣に凪と同じくらいの歳の女の子が居たのが初めだった。

女の子は凪の事など全く気にする様子もなく、真っ直ぐ公園の中心を見つめている。
その視線を追うように小さな広場に目をやると、黒い煙のような黒い靄のような、小さな塊が浮かんでいたのだ。

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