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お世話係ラプソディ

小説 BL

お世話係ラプソディ

たろまろ

(2)

世の中を斜めに見てるおぼっちゃまと、新人お世話係君のほのぼの?な日常

過激表現あり

完結

71ページ

更新:2019/02/08

説明

花桜今春(かおういまはる)は夜遊び好きのおぼっちゃま。素行を監視するため雇われた新田匡人(にったまさひと)をなんとかクビにしたいと思っている。しかし新田も給料のいい仕事を手放したくない。

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作品レビュー

あーる
あーるさん
【作品】お世話係ラプソディについてのレビュー

ネタバレ

ーーーこいつがいるとなんか調子が狂う。

きっとそんな感覚が、主人公にとっての恋の始まりだったのかな……

世間も自分のことさえも、どこか冷めた目で見ているような、いいとこおぼっちゃまの今春さま。
そんな彼の派手で自堕落な生活ぶりを見兼ねて付けられたのが、掴みどころのないお世話係の新田くん。

いい歳をして付けられたお目付役。
疎ましいだけの存在が、いつしか癒しの存在になり、傍にいてほしくて離しがたい存在になる。
ん?あら?あれれ?……と、徐々に自分の中を占めていく新田くんへの信頼と恋心。そんな今春くんの心の動きがとてもナチュラルに描かれて、どんどん今春くんがチャーミングに感じられていきます。
きっと、自暴自棄な毎日の中に、ずっと寂しさを抱えて過ごしてきた今春くん。そんな彼を、憐れんだり同情したり、まして呆れたりなどしない……どんなことがあっても自分に対してブレないスタンスで接してくれる新田くん。
そんな彼の傍は居心地がよくて、ゆっくりと今春くんのガチガチに固まった心の氷が溶けていった……そして溶けて出てきたのは、苦くて情けない過去。
その過去と向き合ったときから、素直な気持ちの赴くまま口から出るストレートな言葉と行動。そんな今春くんの姿が可愛らしくて、思わず恋の成就を応援してしまいました(´∇`)

外ではついスマートなふりをしちゃう今春さま。でも家に帰れば、年下で可愛らしいけど、さりげなく包み込んでくれる新田君に甘えてる姿が浮かんでしまう( ´艸`)
もし、過去に起きたことのようにふたりの道の先を遮ることが起こったとしても、今度は自分を誤魔化さない選択をし、ふたり一緒に同じ道を歩んでいって欲しいと願います。

傍にいてくれるだけで強く優しくなれる。そんな人に出逢えて、自分の道を見つけられたこじらせおぼっちゃまの物語。とっても面白かったです(*´v`)

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2019/02/09 16:04
コメント(1)

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