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涯(はて)の楽園 【Ⅰ章.カンザリア要塞島─トゥーリ・アクス─】

小説 BL

サンガルディア拾遺譚

涯(はて)の楽園 【Ⅰ章.カンザリア要塞島─トゥーリ・アクス─】

栗木 妙

(1)

【R18】 あの人に視線を向けずにはいられない。――なぜだかわからないけれど。

完結

141ページ

更新:2017/09/26

コメント:《天下分け目のBL合戦!【夏の陣】リブレ ビーボーイ賞》にて最終候補作品の一つに選んでいただきました!

説明

平民の自分が、この身一つで栄達を望むのであれば、軍に入るのが最も手っ取り早い方法だった。ようやく軍の最高峰である近衛騎士団への入団が叶った矢先に左遷させられてしまった俺の、飛ばされた先は、『軍人の墓場』と名高いカンザリア要塞島。そして、そこを治める総督は、男嫌いと有名な、とんでもない色男で―――。 
[架空の世界を舞台にした物語。シリーズ内の一作品ですが、これのみでお読みいただけます。あくまで恋愛が主軸ですが、シリアス&ダークな要素も有。苦手な方はご注意ください。全体を通して一人称で語られますが、章ごとに視点が変わります。]
 
※長編につき、章ごとに分割しました。以降【Ⅱ章】[リンク]へと続きます。これのみでは完結しておりませんので、ご注意ください。
 
※サポーター特典
・10pt:『嵐の前の…』【掌編】
・20pt:『甘い蜜がお好き?』【短編/R15】
 共に本編【3】のスキマ小話。ちょっとした日常のヒトコマになります。
 例の“お預け”が解禁された後の、二人がらぶらぶ期間中の出来事。
 
※当作品は別サイトでも公開しております。 
https://novel18.syosetu.com/n5766bg/

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作品レビュー

かっぱ寿司
かっぱ寿司さん
【作品】サンガルディア拾遺譚についてのレビュー

ネタバレ

主人公の左遷から始まる物語なんですが、その理由とポジティブな人柄で左遷されてんのに、不思議と誰と出会ってどうなっていくのかとワクワクさせられます。また、総督と出会って徐々に信頼を勝ち得ていくそんな様子が読み取れて、主人公に非常に好感が抱ける作品だなと思います。年上のワケアリ総督が大型犬主人公にほだされてしまったのは、BL的に必然だったかなと思いました。

ただ、この作品は「バディ」ものではないかなと思いました。どちらかというと「主従」ものに近い印象です。気難しい上司に健気につき従う部下に上司がほだされちゃった感じなんですよね。バディって互いに信念があってそれに基づいて行動した結果バッチリ噛み合っちゃったり、2人そろうと問題解決に爆発的な力を発揮したり、「アイツが何を考えてるのかイヤでもわかっちゃう」そんな2人のことを指して言うと思うのです。
このお話は「主人の言う事を信じて忠実にしたがう従僕。主従のラブストーリー」こっちかなって、そう思います。別にそれはそれで全然悪くないですし、ほだされていく様子がこの作品で一番いいなと思ったので私は好きです。けど、なら作者さんが書きたかったバディってなんだったのかな?という疑問は残ります。章を重ねたらこの2人の関係性がかわってくるのかなぁとそんな期待をしております。

残念だなぁと思ったのは、ユリサナ軍侵攻のくだりですね。死地に向かう攻めとそれを送り出す受けって熱い展開じゃないですか。(どうなるんだろう…ペーペーの主人公がどんな指揮をして、いったいどう切り抜けるんだろう…)とハラッとしたところで、もう次のページでの感動の再会の場面なんですね。完全に拍子抜けしてしまったといいますか…。
海戦の様子を書くとなると、知識や地形の描写、軍艦の種類や役割がわからないと書けないと思うので、言葉は悪いんですがそれが難しいから避けたのかな?と感じてしまいした。


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2018/03/31 16:16
コメント(2)

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