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半径一メートル内の憂鬱

小説 BL

らくがき置き場(旧)

半径一メートル内の憂鬱

川崎かなれ【10/24V★P書籍化】

(3)

お前以外なんか、何もいらない――こんなに傍にいるのに、絶対に手に入らなくて……

完結

219ページ

更新:2017/10/15

説明

★☆★☆10/15 尾張屋らんこさんに、新表紙を描いていただきました!&番外予告★☆★☆

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 高校卒業後、一年間だけ親元を離れて自由な生活を送ることになった鈴川組の跡取り息子、健成。

 宛がわれたお目付け役は、幼いころから唯一健成が心をひらくことのできる相手、大曽根だった。
 大好きな彼とふたりだけで暮らせることを嬉しく思うものの、ひたすら子ども扱いされ、四六時中行動を制限される日々。

 どんなに好きになっても報われないと思い知らされ落ち込む健成を、大学の講師であり、著名なジャズピアニストの高野が甘く口説いてきて……。


 夜の色香を纏った男前なお目付け役×寂しがりで意地っ張りな組の跡取り息子

 架空の音楽大学を舞台にした、甘せつない溺愛話です。
 おとな向け・暴力描写等含みます。苦手な方はご注意ください。

 素敵な表紙絵は尾張屋らんこさん[リンク]の作品です。




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■鈴川健成(すずかわ けんせい)18歳 湘南音楽大学一年

 鈴川組、組長の長男。強がりで意地っ張りだが、根は純真で一途。

■大曽根馨(おおぞね かおる)36歳 鈴川組構成員
 
 夜の街で手広く事業を展開する東海地区髄一の風俗王であり、鈴川組の稼ぎ頭。濃密な色香をまとった男前だが、オカン体質で日々口煩く健成の世話を焼き続けている。健成を守るためなら、どんな非道も厭わない。

■高野晴久(たかの はるひさ)32歳 ジャズピアニスト

 イケメンジャズピアニストとしてテレビや雑誌に引っ張りだこの著名なピアニスト。武骨で男くさい大曽根とは対照的に、洗練された優男で健成のこともきちんと大人として扱ってくれる。

■田宮優(たみや すぐる)18歳 湘南音大一年

 ヤクザの息子として周囲から怖がられていた健成にとって、初めての友だち。
 高野の大ファンで、彼に本気で惚れている純情っ子。

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作品レビュー

Satori
Satoriさん
【作品】半径一メートル内の憂鬱【本編完結】についてのレビュー

ネタバレ

極道、芸術、友情、濃厚ラブありのBL小説。
全てが超濃厚且つ密に絡んでいて、読み応え抜群の一冊。

始めはじわじわおとなしく読んでいたのですが、それぞれの要素によってもたらされる葛藤が強固に結びついてくると、先が気になって止まらなくなってしまった。

いやあ、カッコイイですね大曽根。
完璧すぎるくらい完璧で、理知的で。影からいつも健成を支える最強のボディガード。
そんな彼が僅かに見せるギャップがまたいい。強さの中に秘めた、ある種に弱さのようなものをイメージを壊さずに描くのが上手いです。

どんな大曽根も全て好きです!(笑)超お気に入りキャラです。(だから応援特典が楽しみすぎる)

純粋な気持ちで音楽に向き合う健成の裏で動く、様々な画策にはヒヤヒヤ。
高野が出てきてからの、健成の無防備さが恐ろしく、これってもしかしたら広義のハピエン……?と勘ぐってしまう程。

しかし、個人的には緊張感が高まるこのあたりの展開からの、初めての…、が大好きで夜中に何度も振り返って読んでしまった。

田宮との和解シーン、初めて健成の想いを大曽根が受け容れるシーンと、名前で呼ぶシーンが特にお気に入りです。

一年のリミットを通して、健成が自分で見つけた自分の道。みんなのその後が是非見てみたい!

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2016/07/16 14:04
コメント(1)

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