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エブリスタ
二人のサイコ

小説 ミステリー

二人のサイコ

風間幻像

(10)

R18

完結

190ページ

更新:2017/09/12

説明

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作品レビュー

いも
いもさん
【作品】二人のサイコについてのレビュー

ネタバレ

 どうも読みましたよ。面白かったです。確かに刺激の強い内容でして、まあでもきっと、狙った上での表現だと思います。
 エロだグロだ何にしても、筆者に少しでも躊躇いを感じる文章とは、読者にしてみれば途端に冷めてしまうものでありますが、そういった雰囲気は一切感じませんでした。流石タイトルにサイコと付けるだけのぶっ飛び具合と言いますか、ぐいぐい読ませる冒頭と言い、飽きさせない構成も見事です。どんどん大きくなっていく展開は海外ドラマのようで、一気に読めてしまいました。ただラストの方で、アスカの発言の意味が読み取れず、「?」となってしまいまして。空港で初めて会った筈の庄司と以前から知り合いぽかったり、七年がうんたらの辺りが。
 暫く読み終えた後もよく分からなかったので読み返したりしてたんですが、どうにも分からんとなりレビューを読むと発見しまして「ああそういう」と。流産しとったんですね。てか作品を読む前に、一通りレビューには目を通していたんですが忘れてました。
 ――ここの描写を本編で足すだけでもうかなり変わってたと思いますよ風間さん! あのラストをすっと受け入れられていた場合の読後の破壊力を思うと「んあー勿体無い!」って正直思いました。いや偉そうですみません。
 深く掘り下げる事は難しいですが、登場人物全員を描写出来るのが、三人称小説の強みだと思います。いちいち主人公をその場面に連れて行ったり、主人公の視点を通さなくても、他の人物を描写出来る所と言いますか。「だからその設定、ちらっとでも本編に挟んでもよかったんじゃないですかね!?」とか思ったり。
 ……他のレビューでも書かれていた事を繰り返すのもどうかと思ったんですけれど、人名には一応ルビ振った方が、目に入って来た際のストレスを省けていいですよ。振ってないって事は多分そのまま読んでいいんだろうなとは思いますが、地名と言い人の名前って、変則的に読ませる事が多くありますので、読み手としては構えがちになります。実際『姉宮久邦』って見た時、「……まま読んでええんやろうかアネミヤヒサクニ?」ってなりました。ちょっと見かけない名前には、入れておいて損は無いかと。
 あと人形の伏線お見事でした。健康な子供の行動ではないとは思ってましたけれど、そういう事だったんですね。カミソリの刃どっか行ってたり。
 ――とまあぐだぐだ思いましたが、面白かったです!

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2017/09/10 21:56
コメント(3)
阿々井 藍(アアイアイ漢字になる)
阿々井 藍(アアイアイ漢字になる)さん
【作品】二人のサイコについてのレビュー

ネタバレ

冒頭からスリリング。面白すぎでしょ。
メタルギアソリットの中に放り込まれたみたいな書き出し。

恐縮ながら、現時点で私がエブリスタ内で読んだ中では、
my best of best です!

まず本筋と関係ないところで…

---
「腰まで届くブラウンのポニーテール。」

うん、完全なる美女の姿が頭に浮かぶ。

…で、

ロシア人なのね、キター
---
アーミーテイストの話を続けておいて、「凄惨」って表現。
続きを読めば、子どもがミルクとかを散らかした部屋って…

こういう意地悪、凄く好きです。
---

ストーリーは、立てこもるテロリストに、独り立ち向かう主人公。終盤は息子も巻き込んで…

テロリストとの駆け引きとか、格闘シーンが凄い。
スピード感が半端ないし、その中にも主人公たちの心情変化盛り込んでて。

面白い。一気読みしちゃう奴。


ジェニーが死んでからの壊れっぷり。
最後に救いがあったと思ったら、裏切られるあたり。

エンターテイメント作として、素晴らしいです。



重箱の隅をつつくような話をすると…

合間合間の回想シーンはもっと少なくても良いかも。
って言うのは、本筋だけで面白過ぎる訳ですよ。
そしてこの作家さんであれば、過去に戻らずとも、必要な情報を盛り込めるんじゃないかと。

もちろん話の緩急を考えられてのことだと思うのですが、
映画「スピード」みたいに、ロケ地は同じとこだけ。
そんな構成でも充分に間が持つし、面白さが凝縮されるのではと、お節介ながら思いました。


そんなことを考えていると、このお話。
映画化も出来そうですけど、舞台にしても良いのかも。

銃器系の効果をどうするかって問題はあるけど、
アクロバティックな俳優と、大掛かりな吊るしとかあれば、
観たこともない演劇に化けそうです。

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2017/02/23 14:39
コメント(2)

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