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倫理と情熱の狭間

小説 恋愛

倫理と情熱の狭間

倫理と情熱の狭間

雛姫

(14)

愛せないなら、せめて憎んで、奪って、壊して

完結

637ページ

更新:2015/05/06

説明

1つの罪がポタリと落ちる


それは水に溶け、波紋を作り、広がってゆく


私達は抗う事が出来ぬまま、飲み込まれ沈んでゆく


初めての口付けは永遠を誓う幼く透明な恋


二度目の口付けは奪われるような激情の深紅の縛り


三度目の口付けは破滅へ辿る凍るような藍色の闇


私達は出会ってはいけなかった


会う度に違う姿に心を奪われ、
報われない気持ちから逃れられないのならば

せめて憎んで、奪って、壊して、全て私のせいだと罰して


その記憶に私を刻んで


:::*:::*:::*:::*:::*:::*

作品に素敵なイラスト頂きました。
有難う御座います(pωq`)

[リンク]雪翅 様

[リンク]『灰色の雨』

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作品レビュー

なつめ
なつめさん
【作品】倫理と情熱の狭間についてのレビュー

ネタバレ


始まりはごく普通の中学生。

初々しくて手探りで、
微笑ましい恋。

しかし、
彼が彼女の家に遊びに行った瞬間
歯車が狂い始める…


何が正解なのかも分からないまま、
自分のせいだと全てを背負い込み
一方的に別れを告げる彼女。

そんな彼女になす術もなく、
別れを受け入れる彼。

お互いに忘れようとする一方で
再び2人は繋がり、
そこからまた歯車が回り始める…


この先2人に明るい光が差す時など
来るはずがないと思えるほど
暗いベースの中で、

お互いに間違いを犯し、
時に倫理を踏み越え
もがく日々の先に、
見え始めてくる微かな光…


本当に素晴らしい作品でしたo(*⌒―⌒*)o


やはり一番読んでいて辛かったのは
お互いの心が分からないまま
身体を繋げ合った高校時代。

伝わるはずがないと
分かっていても伝えたくて、
彼になされるがまま応じる…

そんな深青の姿が
あまりにも切なすぎて、
読んでいるこちらまで苦しくなりました。


離れても、
連絡が取れなくなっても、
お互いを想い続け
真っ正面から向き合って
壁のような障壁を乗り越えた2人。


晴れ渡る青空に
飛行機雲が一本走るラストのページは
私も大好きな風景ですo(*⌒―⌒*)o


苦しんで苦しみ抜いた廉と深青の
未来を応援するかのような
爽やかな情景が広がり、
そして静かに消えていきました(^ー^)

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2015/05/19 21:48
コメント(2)

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