ネタバレ
一口に愛と言っても沢山の愛があるわけで、これはどの分類になるのか? そうですねぇ、『盲愛』の辺りでしょうか。 しかし、盲愛は突き詰めてみれば自己中心的であり、結局は己が可愛いになるのではと。 この主人公の所行はもはや狂っているのですが、なぜか憎みきれないものがある。 騙していた筈が騙されて、なんていう展開になるのだろうか?夫婦というものは、どちらが良くてどちらが悪いというものではない。二人して対であるのだから、合わせ鏡のようなものだとしたら、果たして狂っているのは、妻だけなのだろうか? 先が愉しみな作品です。
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