このページのリンクアドレス

エブリスタ
シェーマの輪郭

小説 BL

シェーマの輪郭

谷崎トルク

(9)

――心はきっと臓器じゃない。その胸の本当の痛みを、父と君が教えてくれた。

完結

159ページ

更新:2017/01/07

コメント:エブリスタ小説大賞2016-2017【大洋図書BL文庫賞】を頂いた作品です。

説明

 ――十六年前。その病院のオペ室で何かが起きた。

 二十六歳の水窪春馬は消化器外科の専門医を取得するため、後期研修の場を柏洋大学医学部付属病院の医局に決めた。春馬がその外科教室に入局したのには、ある理由があった。

 春馬の父は生前、同じ医局で外科医をしていたが、ある理由から大学病院を辞め、離島医になった。その三年後、春馬の父は離島にある灯台から足を滑らせて亡くなってしまう。事故だったのか自殺だったのか――亡くなった原因は今も分かっていない。

 父の遺志を継ぐため、そして父の死の本当の理由を知るために、春馬は第一外科教室を主宰している主任教授、朱鷺田千慈に師事する。そこで玉川という不思議な魅力を持つ外科医に出会うが――。

 父の残したもの。
 やがて解明される、あの日の真実。
 父親の運命に試された時、男が取った行動とは――。

 壮大な時を越えて明かされる、恋と痛みと、真実の物語。



【水窪春馬(みずくぼ はるま)……26歳】外科医 柏洋大学医学部付属病院・後期研修中の専修医
【玉川右晋(たまがわ うしん)……35歳】天才外科医 柏洋大学医学部付属病院・消化器外科医
【朱鷺田千慈(ときた せんじ)……62歳】柏洋大学医学部付属病院・第一外科教室主任教授
【仙堂冬彦(せんどう ふゆひこ)……享年46歳】春馬の父 柏洋大学医学部付属病院の元医局員





「シェーマの輪郭」谷崎トルク
――心はきっと臓器じゃない。その胸の本当の痛みを、父と君が教えてくれた。
【大洋図書BL文庫賞応募作品(原稿用紙換算枚数305枚) 2016.8.31*エブリスタ様で初公開】
――――――――――――――――――――――――――――
おかげ様で「シェーマの輪郭」がエブリスタ小説大賞2016-2017【大洋図書BL文庫賞】を受賞致しました。応援して下さった皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 2016.11.4

この作品のタグ

作品レビュー

チョモ
チョモさん
【作品】シェーマの輪郭についてのレビュー

ネタバレ

他サイトでメッセージのやり取りをしましたチョモです。やっと作品読み終わりました!
流石ですね~素晴らしい!!
他サイトでもそうですが、ストーリーに入り込ませる文章力や人物描写が細かい所、専門知識などが群を抜くほど凄い。
春馬の復讐劇かと思いきや、医療ドラマかと思う位のオペシーン、医療ミス、派閥争いなど読み応え充分です。
その中に、春馬と玉川の恋愛が上手く絡んでいて、2人のキスシーンには焦らされまくりでした(^^)
大胆だけどピュアな玉川、序盤は春馬に対して、可愛いとしか意思表示しない所もイイな~と感じましたし、だからこそ後半の好き、愛してるって気持ちに玉川の想いが集約されていますよね。
朱鷲田と冬彦の関係は、予想していなかったので驚きました!
冬彦の手紙も最初、春馬宛てかな?と思いながら読んでいたので、違うと分かった時は鳥肌立ちましたし、ずっとゾクゾクしながら読んでいました。
ですが、思えば伏線があったなぁと、病院内でいつも一緒に居た所や、春馬の母親の態度など…

官能シーンもエロチックで、特に玉川のセリフが堪りませんでした(*^^*)
2人には、朱鷲田と冬彦が手に入れる事が出来なかった物を大事に守っていって欲しいです。

もっと見る

2016/12/06 06:23
コメント(1)

谷崎トルクさんのその他の作品

作品を読んだ人におすすめ

この作品が入っているマイリスト

この作品の参加イベント