沸騰石 -chemical stone-

小説 BL

沸騰石 -chemical stone-

山本水城

愛だったのだと、そのあと、気づいた

完結

231ページ

更新:2016/11/01

説明

神原(かんばら)諒二(りょうじ)は、職務に誠実で、生真面目な警視庁捜査一課の巡査部長。
かつて、その手に有していた妻と息子との温かな家庭生活は、今はもうなく、心を麻痺させるように孤独から目を背けて暮らしていた。

神原は、ある夜の臨場要請の現場で、「ゴッドハンド」の二つ名を持っていた鑑識課のエース課員、鮎川(あゆかわ)聡(さとし)元警部補に再会する。
聡はひどく不透明な事情で、数年前、消えるように警察官を辞めていた。

神原は聡の退職の事情の真相を知ることができないまま、数年間、心に重いものを抱え続けていた。
そして――

たった一度だけ、過去に寝たことのあるふたりの偶然の再会。
現実の痛みに心を麻痺させて日々を過ごす男(刑事)と、自分自身と愛と、そして、すべてをあきらめた男(元鑑識)。
お互い、身体以外、何も知らなかったふたりが再び出会い、身体以外を知るにつれて、周囲に起きるひずみ。

表紙絵は、小石川チナ様のフリーイラストをお借りしております。

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